ユーザー車検の仕組みが分からない!不合格にならない為のチェック項目! DIY

2021年2月19日

今回は、我が家のライフ号が そろそろ車検時期ですので ユーザー車検に入れる為の点検整備を行いますので、そのチェック 項目をレポートをしたいと思います。   皆さんは、ユーザ車検の存在を知っていても 持ち込むには、敷居が高いな~と感じている方も多いと思いますが それは、最初だけです!1回ユーザー車検を受けると車検時のチェックポイントも解り、車の状態も理解でき、タイヤ交換の時でも簡単な点検を行うようになり 自然と車を大切に扱うようになりますよ! [ads][/ads] 爺は、家の普通車やバイク等 4台 ユーザー車検に出しましたが今のところ問題ないです。   もちろん、検査場で検査を行うわけですから 1発合格と行かない場面もあるかもしれませんが、、 要は、ダメなところがあった場合 直せば良い事なので、、、   万が一 欠陥を見逃して不合格が出た場合 事故になる前に発見できて助かった~ぐらいに結果を 受け入れる気持ちで検査を受ければよいと思います。  
ユーザー車検の車種別HP

普通車と自動二輪車→自動車検査インターネット予約システム

軽自動車→軽自動車検査予約システム ユーザー車検の受験方法→ユーザー車検とは。費用・必要書類は?
 

ユーザー車検で不合格が出た場合 いきなり?(;'∀')

ユーザー車検で問題が発生して、すぐ直せる場合(テスター屋で直したり、ライト類の交換等)は、 改善後 検査ラインに乗せて再検査が3回まで無料で出来ます。 但し、当日の検査のみです。   落ちるかも?と心配なら、早めの時間帯に検査予約することをお勧めします。  

万が一 不合格で、直しに時間がかかる場合(オイル漏れや、排気ガスの問題等)

不適合箇所が15日以内で直る場合

当日の再受験が間に合わない場合は、窓口にて「限定自動車検査証」を発行してもらいます。

発行手数料は無料です。「限定自動車検査証」は、当日を含めて15日間有効期間があり、

見た目は普通の車検証のようですが、検査で不適合となった箇所の内容が記載されています。

 

不適合箇所があって車検が不合格の場合、基本的に公道を走行することはできませんが、

この証書があれば15日間ですが公道を走ることができ、その間に不適合箇所を直して

再検査を受ければ良いのです。費用は1,300円です。

   

不適合箇所が15日以内で直らない場合

窓口にて「限定自動車検査証」を発行してもらいます。

再検査ではなく最初から検査を受ける形になります。ですから、検査手数料も小型車は

1,700円、普通車は1,800円かかってしまいます。また、「限定自動車検査証」の

期間も過ぎてしまいますから、公道を走るために、レッカー車を用意したり

仮ナンバーを別で用意しなければいけません。

最悪の場合、ユーザー車検で不合格と告知の上で、車屋さんで修理・車検取得も有りです。 費用は既に、必要な印紙類や自賠責保険を購入済ですので、 車屋さんでは修理代と車屋の手数料が上乗せになります。   指定工場に車を持ち込んだ場合は車検場と同様の設備があるので、 車検場の検査ラインでの検査が必要ありません。 整備に合格すれば「限定保安基準適合証」が交付されるので、 それを持って陸運局で登録という形になります。   しかし、認証工場に持ち込んだ場合、工場で整備しても、 検査の基準を満たしたか判断できないため、 再度 車検場での検査に合格する必要があります。 車検場の検査ラインで再検査する場合は検査官に“再検査です”と伝えて、 不適合箇所と判断された部分のみ検査を受ければよいです、、、 今のところ最悪の場合ってやつは 経験ないですが、、、。ユーザーから車屋に車検取得が変わっても まあ、手間はかかりますが 車検は取得できます ( 一一)
だったら、最初から車屋に出しとけっちゅう~の!(笑) [ads][/ads]     通常走行中にエンジンから異音が出るとか、他からガタガタ、ゴトゴト異音が出ているという症状が有る車は明らかに 異常が発生してますので、ユーザー車検などと言わず 車屋で修理・車検取得が安全です。

ユーザー車検を受けれる車は? すべての車なんだけどな~( 一一)

基本的にユーザー車検で問題が出ない車は、改造等無く 通常走行で異音の発生など無く 普通に走れる車です。 そこに、自身で外観検査を行い、エンジンやリンク部に油のニジミが無い事や、 ゴム部品の破れが無く、保安装置や警告灯等の不良やランプ切れが無い事など、 車検の基準を満たしている事を確認して、検査を受けます。   検査場では、間違いなく車検の基準を満たしている事の確認を 確認しますので不合格が出るはずが有りません。   ユーザーが排ガス等確認できない項目がありますが、それは基本的に新車時に近い状態を維持する ことでOKです。(例えば、排ガスなら、エアクリーナの交換・点火プラグの交換 等)
爺の家の 17万キロ走行の普通車ですが、排ガス対策無しでも普通に ユーザー車検で車検受けました。 もちろん合格でした。(^^)/   [ads][/ads]

ユーザ車検 検査前のチェック項目は?

ユーザー車検では、性能検査と外観検査を行います。

検査場の性能検査は何を行う?

1 ブレーキの利き具合を確認します。 2 サイドブレーキの利き具合を確認します。 3 サイドスリップの確認をします。 4 スピードメーターの表示確認をします。 5 ヘッドライトの光量と照射位置の確認をします。 6 排気ガスの測定を行います

性能検査に対する事前対応

性能検査は全て検査場の検査機器に乗せて測定を行い基準値を満足している事の確認になります。 したがって、私たちユーザーが出来る項目対応は それぞれの部品が破損無く正常な状態にあるかの目視確認ぐらいになります。   性能検査項目はテスター屋で 事前に検査確認・整備することも良いと思われます。 但し、テスター屋で 全てのテストを行うと費用もそれなりにかかります。   車検費用を抑えたいとお考えの方は、以下のチェック項目を試すと良いです。  

検査前の点検・状態確認 ユーザー自身で確認が出来る項目とテスト

1・2 ブレーキは、前後ブレーキのパットやシューの残量が良好であること。 目視確認と残量測定ブレーキオイルの交換とエア抜きを実施しましょう。 整備点検記録に記載事項ありますので、十分に確認しましょう。   ディスクブレーキの場合、全てのピストンが固着していない事を確認しグリスアップ。
点検後に自身で行う性能確認ブレーキとサイドブレーキは * ユックリ走行して急ブレーキを踏んだ時に確実に制動力が有る事を確認するか、 アンチロックブレーキシステムが作動するかを確認したりしています。 * サイドブレーキも、ユックリ走行し、サイドブレーキをかけた時、両輪に制動力がかかる 事を確認します。
 
点検後に自身で行う性能確認3 サイドスリップの状態確認は検査機に乗せないと解らない事ですが 通常走行で、 ユックリ走行しハンドルから両手を離した時に 左右に振られないかを確認します。 両手を離しても 真っ直ぐ走ればまず問題ないです。
   
点検後に自身で行う性能確認4 スピードメータも検査機に乗せないと解らないので、私たちが出来る最低限の確認として タイヤのサイズ(外径)が、標準タイヤと同じか確認しておきます。 タイヤを扁平タイヤ等に変えた場合 スピードメータに狂いが生じやすいです。
点検後に自身で行う性能確認5 ヘッドライトの確認は、基本的に正常な点灯とHI/LOの切換え確認しかできません。 壁に向かってヘッドライトを照射し光軸の調整が出来ますが 基準が不明確ですので、基本的に 光軸・光量はテスター屋で確認がベターです。   ヘッドライトのバルブ交換程度で光軸がズレることは先ずありません! 車のフロント部分をぶつけて修正した等 かなりの衝撃がないと光軸は変わりませんので、 ヘッドライトを触ったことが無い方・フロントの接触事故の無い方は、テスターの必要ないと思います。   ライトのバルブ交換で光軸が変わるとか言われている方もいらっしゃいますが、、、 バルブ交換程度で光軸が変わるような車って安全性はどうなんでしょうか? たぶん それは他の所を触ったのでしょうね!   爺の、トラックや乗用車はコーキングの修正でヘッドライト自体を外してもとに戻しましたが 光軸の不合格は出てません。 もちろんライトを取り付けた後、壁に照射して光る位置を確認し、外す前の照射位置に大雑把 に確認をしましたがテスター屋には行って無いです ライトは外しても光軸調整のネジは触ら ないように修理しました。
点検後に自身で行う性能確認6 排ガスも機械で測定しないと解りませんので、ユーザーが出来ることは排ガスの色の 有無と、マフラーの排気漏れの確認です。 目視と音で排気漏れなどの異常が無い事を確認してください。 排気漏れは有ってはならないものですし不合格となると修理に日数が必要なので しっかり確認しましょう。 エンジンルーム内のブローバイガス配管の劣化や漏れ等確認は必要です。 また、過走行車はエアエレメントや点火プラグの交換も行うと良いです。
 排気漏れは パテで修理等と書いている記事もありますが、爺が行っている検査場では パテ修理も不合格を出しています、脱落の恐れが有ると判断しているのだと思います 溶接修理だと合格する見たいです。 [ads][/ads]

外観検査

1 タイヤの取付ボルトの締め具合(検査場ではボルトを叩いて確認します、 ホイールキャップが無いタイヤでユーザー車検を受けましょう。 タイヤ溝の量(1.6㎜以上)、ボディからのはみ出し(9㎜以下)、最低地上高(90㎜以上)   2 ガラス類に視界を塞ぐ物と亀裂が無い事、フィルムは後ろだけ、 Fガラスのステッカー(期限切れの点検ステッカー等は剥がしておく事)   3 ワイパーの作動が正常である事、ゴムの切れが無い事、ウォッシャーが正常に出る事を確認。   4 全ての灯火類の点灯と作動状態が正常である事を確認   5 メーター内警告灯の点灯・消灯確認、室内灯・ドアランプ点灯確認   6 発煙筒の有無と使用期限確認 期限切れでない事。 LEDの非常灯が有効期限もなく良いです。点灯を確認して検査場へGO! 一家に1つは有っても良いと思いますよ。車検のたびに移動してます。 7 下回りゴム部品の破れが無い事を確認、エンジン回りにオイルの滲みが無い事・ 冷却液の漏れが無い事・ブレーキオイルがホースやシリンダーから漏れが無い事を確認します。  

外観検査、検査前の対応

検査前で外観検査に異常があった場合、速やかに部品交換してから 検査を受けてください。 特に、項目 の下回りは部品手配・入荷・修理に時間がかかりますユーザー車検で下回りに 不合格が出た場合当日に再検査は、ほぼ不可能となりますので 確実に事前修理・交換が必要です。   点検記録簿を書いて添付すると思いますが、その項目をきっちりチェックすると良いです。 ユーザー車検の場合、自身で点検記録簿を作成添付しても問題ないです。 点検記録簿のダウンロードはこちらのページで→ 24か月定期点検整備記録簿ダウンロード  

まとめ

ユーザー車検用に自身で行う前点検は、最低でも車検が切れる2ヶ月前には行った方が良いです。 点検の時間もかかりますし 不具合が有った場合、部品の手配から入手・修理まで時間が掛かります。 また、車検が切れる1ヶ月前からユーザー車検の車検場で検査が可能ですので ユーザー車検で万が一不合格になっても修理の期間を設けられます。   ユーザー車検は 費用も抑えられてユーザーのふところにはありがたい車検ですが、 ユーザー車検で合格となっても車検 検査時の状態を判断したもので 次の車検までを 保証するものでは無いです。 あたりまえの事ですが、、、( 一一)   合格をもらうと部品調達や点検を疎かになってしまいます、、、、 ヤバそうだけど まだいけそうだと判断したゴム部品類とかの購入を怠って、 次の車検まで放置して 同じように点検すると 切れていたなんてことはよくあります。   故障のリスクと責任はユーザーに有る事を忘れず、こまめな点検整備をセットで行うことで 安全と安心が担保されるのだと思います。 どうぞご安全に! では(^^)/ よろしければもう一記事関連記事如何でしょうか?