ボールジョイントブーツのリング取り付け工具製作、DIY
我が家のオデッセイ号
冬タイヤから夏タイヤに交換する際 ユーザー車検時には問題なかったはずの
アッパーアームのボールジョイントブーツに破れを発見!
グリスが飛び散っていました、、、、
当然、交換しないとダメなんですが
前に、ライフ号のスタビライザーリンクブーツ交換時にかなり手こずった
ブーツのリングの取り付け、、、スタビライザーの時は、
外して手元でリングを取り付けようとしたのですが
時間が掛かり、リングを諦めた経緯が有り
今回は 時短と簡単装着を目指し、工場にあったアルミパイプの
廃材を使って簡単な工具を作って、ブーツとリングを取り付けましたので
レポートしてみようと思います。
工具の製作
工具と言っても、アルミパイプからアルミパイプに旋盤で切削したものです。
ブーツのリング取り付け部分の最大外径が39㎜ぐらいなので、内径40㎜外径42㎜の

パイプを製作し、外したリングをそのパイプに取り付け、
ブーツの溝部分まで挿入し、リングを溝に落とし込む戦法でやってみようと思います。
アッパーアームボールジョイントブーツの取り外し
アッパー・ダウン・タイロットエンドのボールジョイント各ブーツです。
今回は、アッパーのみ交換です。

表側は破れてないですが裏側がボロボロです、、、

割ピンを抜いて、ナットを緩めます。
この時 ナットは3㎜程度の隙間が出るように緩めて、ナットが付いた状態で
CRCを塗布し ボールジョイントプーラーで挟み込みます。

プーラーのナットを締め込み、ボールジョイントを切り離します。
切り離すときにガーンと少々大きな音がしますが通常です。

ブーツ取り付けリングを外し、ブーツも外します。
新旧の比較です。ついた状態では見えませんでしたが完全に破れてますね~

ボールジョイントの古いグリスをふき取り、パーツクリーナーで洗浄し
新しいグリスを塗布します。 量は山盛り?、、、まあこんな感じです。

グリス塗布後 新しいブーツをリングが入る部分まで、ボールジョイントに被せます。
被せた後、外したリングを工具(パイプ)の先端に巻き付けます。

ブーツのリング溝にパイプの先端が合うようにパイプを挿入します。

リングを爪で上にずらすと ストンとリングが溝に落ち込みます。(^^)/
メッチャ気持ちいい!

パイプを抜いて、ブーツをクルクル回してリングのはまり込み具合を確認します。
ブーツとリングが溝にはまっていることを確認したら
元通りに組み立てて完成です。(^^)/

組立後の写真はありませんが、バラシから洗浄・組み立てまで20分で完成です。
以前 ライフ号で、スタビライザーリンクブーツを交換しましたが
リングの取り付けにかなりの時間を要し、新品のブーツに穴を開けてしまうのではないかと
思えるほど困難な作業でした
結局諦めて、最初に付いていたリングの代わりに
100均で購入の0.7㎜ステンレスワイヤーを巻いた経緯があり
今回も同様の手間が予測できたため、最初からパイプ製作を考えての作業でした。
まとめ
パイプ作りは、外径が不明だったため バラシの最中に現物測定し製作しました。
リングの取り付けは、想像より簡単かつ綺麗に取り付けが出来て満足でしたが
パイプの製作は、現物合わせとなることと
パイプ加工が出来る設備が必要な為
一般的では無いな~と反省、、、
ブリキ板を現物合わせで巻いて それにリングを取り付け同じ方法でブーツに装着も
有りかと考えられるため、残りのタイロットエンドブーツ等は
ブリキ板巻でやってみようと思います。
最後まで読んでくださいまして ありがとうございます。m(__)m
では(^^)/
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