アプローチでバックスピンさせたいけど出来ない!チェック項目はここ

PGAツアー選手のアプローチでカッコいいのが キュキュッと バックスピンを入れて ピタッとピンそばに止める なんとも素敵なアプローチです!   よし!俺も! っと 真似してみたいと練習場でやっては見るもののなかなか出来ない バックスピンの利いたアプローチ なぜできないのでしょう?   今回は、プロのアプローチに迫るためにプロとの違いをいろいろと チェックしてみようと思います。

クラブはどのようなクラブ?

プロが使うアプローチ用のクラブはどのようなクラブでしょう?

* クラブフェース

フェース面はスコアライン+面にレーザで模様(細かい溝)を付けた物 が多く使われています。 タイトリストのスピンミルドが古くから有名ですね。
  引用:Titleist GOLF CLUBS : Spin Milled C-C Wedges| タイトリスト ゴルフクラブ : ボーケイ・デザイン・スピンミルド C-C ウェッジ
タイトリスト以外のクラブメーカー各社も スピン性能を高めるためにフェース面の摩擦を多く発生するように様々な工夫がされております。

* クラブヘッドの作り込み

ウェッジのヘッドの重量配分もスピン性能に大きく影響します。   スピンを多く発生させるウェッジのヘッドの重心は高重心な作り込みになっており、 フェースの上部が厚く作られていたり、ホーゼルを長めに作り重心を高めに設定します。
引用:TW wedge − TWウェッジ − | EON SPORTS
 

ボールの種類は?

ツアープロが使うボールの種類は、もちろん! スピン系ボールの1択です!

*スピン系ボールとは?

ゴルフボールはスピン系とディスタンス系の2種類に分類されています。

スピン系ボール

コア=硬い

カバー=軟らかい

ディスタンス系ボール

コア=軟らかい カバー=硬い

スピン系ボールはスピンがかかりやすいように作られているいので、

バックスピンを使ってアプローチでボールを止めたりピンを直接狙う場面

に向いているとされています。

 

ディスタンス系ボールは低スピンなので、弾道が低くなり飛距離を出しやすいボールとなります。

ツアープロは スピン系のボールを使い スピンが掛かりやすいウェッジでショットする

のですから、グリーン上で 生き物のようにボールが転がるのは当然と言えば当然のことです。
 

スピンが掛かる距離

あえて距離を抽出したのは 初心者あるあるで、どんな距離でもスピンが掛かりボールを戻すことが出来る と思っている方が多いと思います。   実は、バックスピンを掛けるにはある程度の距離が必要です。   試合で10ヤードのアプローチでキュキュッとバックスピンで戻すショットを打つプロは ほとんどいません。(ロブショット以外)   スピンは掛かっているのですが、距離とスイングの振り幅でスピン量が決まりますので 短い距離だとバックスピンが掛かっていても 柔らかく減速する程度ではっきりわからない転がりをします。   テレビでよく見る強烈なバックスピンでピンに絡めるショットは 30ヤード以上100ヤード以内のショットが殆どです。   つまりバックスピンを掛けるには30ヤード以上の距離が必要なんです。  

プロと同じクラブとボールでもスピンが掛からない

同じ道具を使ってもスピンが掛からない!なんて思っている方は多くいると思います。 ここまでくると、もう打ち方の問題です!   練習場でアプローチの練習しますが、注意が必要です。 練習場のボールは、スピンが掛かりにくく飛ばないボールという事です。   振り幅と距離感を合わせる練習や弾道の高さを打ち変える練習等は 練習場のボールを打ち込む程 実際のボールとのギャップでスイングが おかしくなりますので一呼吸して、練習場のレンジボールでは ショットの安定性だけを練習する事にして、距離や高さ・スピン量などは見ないように した方が良いと思います。  

アプローチの練習はどこでする?

練習場で打つボールでの練習は実際のボールと違うのであればどこで練習した方が良い?   近くにゴルフ場が有れば、ゴルフ場にもよりますがアプローチの練習が 出来るところもありますのでゴルフ場に行き、いつも使っているボールを数個持ち込み アプローチを行うのが良いです。   また、練習場にもアプローチ専用の打席完備でボール持ち込み可能な所もありますので そういった所で、スピン量・距離感や球の高さなどの練習を行うのが良いです。  
お勧め練習ラウンドのスタート時間のかなり前にゴルフ場に行き、アプローチ練習を行うのもお勧めです。 ゴルフ場の練習場は、実際のボール(ロストボール)を使っているところも多く 100ヤード以内のショットのスピン量や高さの練習が出来ます。 短い距離のアプローチは、自前のボールで練習も可能です。   問題は、ロストボールなのでスピン系とディスタンス系が混在している所と アプローチグランドは他者と共用な所かな。
 

先ずはツアープロと同様な道具をそろえよう

ウェッジお勧めはこれ

         

スピン系ボールお勧めはこれ

       

まとめ

アマチュアがアプローチで キュキュッと激スピンでピンに絡めるショットを一度成功させると ある種 中毒性のある快感に襲われ 次もきめると 欲を搔き 大 ホームランにつながる危険なショットでもあり 自身の力量の引き出しに収まれば スコアアップに繋がる素晴らしいショットでもあります。   沢山のアマチュアゴルファーが求めてもなかなか手にすることが出来ない 難易度高いショットですが   先ずは、道具を揃えて 練習方法を工夫して 手中に収めたいものです。   最後まで読んでいただきありがとうございます。 m(__)m   では(^^)/